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#201 グランフォンド富山2017(3)~4分~

#198 グランフォンド富山2017準備 - アオゾラペダル。

#199 グランフォンド富山2017(1)~VS低体温症~ - アオゾラペダル。

#200 グランフォンド富山2017(2)~VS山岳地帯~ - アオゾラペダル。

 

ここまでのあらすじ…

「走った人の数だけドラマがある…」

グランフォンドとは山岳コースをメインとした長距離系ロングライドイベント。

頂きを2つ越えた10km先にある大長谷関門の制限時間まで残された時間はわずかに40分!その状況はあまりにも厳しい。

しかしリタイア寸前のところからここまで来た。

あるのかも分からないような、わずかな可能性にかけて私は最後の戦いを挑もうとしていた…

 

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その前に昼メシ(笑)

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食事配給の列に並ぶ。

やましい気持ちから「時間無いのに並ぶんだ…」という声が聞こえるような気がする…(--;)

(いや、そこはあまりストイックにならずサイクリングイベントなのでゆるく…(^^;))

 

 

先に並んでたデンタクさんに到着の挨拶をすると「時間がないから食べたら待たずにすぐ出るから」と言われる。

そりゃそうだ。自分も急がなければ頑張ってここまで来た意味がない。

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楽しみだった利賀蕎麦だったけど…

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蕎麦じゃない…(T_T)

 

 

どうやら去年の大会から素麺に変わったみたいですね。

確かに素麺なら茹で時間もコストも蕎麦より勝っているから提供側にはメリットが多いと思うけど。

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他に固い豆腐に肉味噌がのったもの、いなり寿司。

素麺も肉豆腐もいやこれはこれでとても美味しかった。肉味噌ののった豆腐が大豆の味が濃厚で絶品。

味わって食べたかったが…

 

 

 


流し込む。ʕ•̀ω•́ʔ✧

 

 


たとえ間に合わなくたって、やるだけの事はやる!

5分で食べる。13時08分すぐにエイド出発!

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すでにデンタクさんとシモさんは先に行ってしまってる。残り20分!

平地ならば時速30km/hで走れば10キロ先まで行ける!平地ならば…

 

しかしここは山岳第3ステージの上りの途中。

すぐに待ち構える上り坂。

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死にもの狂いになればオレもここまで走れるじゃん!って思うくらいの勢いで上りを駆け上がるが、一つ目の頂きにある新樽尾トンネルで力尽きて足が止まる。

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やっぱり一人じゃ厳しいな~*1

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百瀬川沿いの道路で自分なりに抜きながら走っていたら、そこに後ろから剛脚先導スタッフに引っ張られた高速走行の集団に追い抜かれる。これに乗っかろう!

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先導スタッフなのに何でこんな必死に飛ばすんだ?まだ間に合う可能性があると言うのか!?

間に合うから諦めずにオレに付いてこいと言ってるのか!?(゚Д゚;)

 

希望の光が見え、息を吹き返し高速トレインに付いていく。

 

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おーっさすがはえーなっ!これなら行けるかも!?

 

 

 

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私を抜いたあとにさらに集団は膨らんで一時は大集団だったが、 集団は足の尽きた者から千切れてバラけていく。

 

栃折峠越えの上りに入る。ここまで付いてきた者は残り数名!

 

山岳第3ステージ、二つ目の頂きの栃折峠の上りがスタート!

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その残っていた数名も栃折峠の上りで脱落しついに私一人に!

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え~っと、オレこんなに上り走れたっけ?…(^^;)

 

完全にキャラが違うんだけど…(笑)自分で笑ってしまう。

お世話になった剛脚スタッフは栃折峠の山頂でストップ。

「この先、下り急だから気をつけて!」と声をかけられる。

 

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はいっ!(ここまでありがとう!)

 

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前方、視界オールグリーン!

山頂を越え、あとは下りゾーンの先に関門がある。

時間は13時28分!

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時間は厳しいけど、残るは下りコースだけ!

 

 

下りだけ!

 

 

 

行けるっ!

 

 

 

(かも?)

 

 

 

 

 


でも、下りなので極力ゆっくり。('ω')ノ

 

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良かった。ちょっと熱くなっていたが冷静な自分がいる。

下りで後輪ロックしてヒヤッとするシーンが多いので、意識して後輪に体重をかけてブレーキングを心がける。後輪に体重をかければ車輪が浮かないのでロックしない。

長いストレートはブレーキを開放したが、カーブが見えたら安全を優先した。

 

 

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でもそのおかげで命拾いをした。幅の広い、路面の綺麗な道で飛ばしたくなるところだが、進行方向と平行に路面に亀裂が入っている箇所があり、そこに前輪を取られた!

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(グーグルストリートビュー)

 

強い衝撃が突き上げ、私の左の五十肩に厳しい鈍痛が走り左腕は弾き飛ばされる!

慌ててハンドルを握ろうとするが肩が痛くて左腕が上がらない。右手ではブレーキかけて減速をしているが、それまでの勢いもあり前後両ブレーキを使わないと斜度がきつくて速度が落ちるどころか上がっていく。

死にものぐるいに左ハンドルを持ち、力が入らない手でブレーキ!

写真突き当りのカーブ手前の減速が間に合った。

 

始めから高速で突っ込んでいたら、前輪取られた時点で転倒、耐えたとしても減速が間に合わずカーブに突っ込んでいただろう。

 

 

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しかし、ついにサイコン時計は30分になる。

でも確かこの時計は少し早かったはず!まだ諦めるな!

 

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関門はまだか!?

 

 

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大長谷関門は!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!!

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大長谷関門!

 

 

 

 

ジャッジは!? ( ゚Д゚;)

 

 


状況を見ていると立哨員に別の先導スタッフがここにいる連中だけでも行かせろと交渉している。

しかし立哨員の顔は厳しい。

 

 


そして最終ジャッジは!?

 

 

 

 

 

 


たいむあうと〜(・ω・)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!   (||| ̄△ ̄;)!

 

 

 

 

 

 

「 … … 」

 

 

 

 

 

 

「 … … 」 (ToT)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無情… 

時間は13時34分。

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